はじめのいっぽ

自分の心と向き合う、はじめのいっぽ。

バイトに責任感を持たせたい

こんばんは、ゆきだんごです。

 

今日はすごくモヤモヤしたことがあったのでそれについて書き殴ります。

 

 

 

昼ごろ、宅配便を送りたくて持っていったのですが、そこで少し嫌な出来事がありました。

 

私が住所を記入している時に、1人のおばあちゃんが入って来ました。最近はタッチパネルで住所などを登録しておくシステムがあるようなのですが、おばあちゃんはそのやり方があまり分からず困っていました。受付のお姉さんに何回か聞いてみても、「ここに説明書いてあるんで、見ながらやってくださいー」「真ん中の〇〇ってとこ押してくださいー」とか冷たく答えられるだけで全然教えてくれない。背中越しに会話を聞いていたのですが、すぐにおばあちゃんはミスしちゃうし、でもその直し方も分からなくて、その都度お姉さんに聞いては冷たく答えられての繰り返しで、何度も尋ねるのを申し訳なさそうにしていました。

 

文字で見るときちんと答えているように見えますが、声色にトゲトゲしたものが含まれているのを感じました。無視しているわけではないし、ちゃんと答えてますけど?という心の声までこもっているような。なんでこんなのも分かんないの?が言葉の後ろにくっついているのが見えました。おばあちゃんがかわいそうで、見てられなかったです。

 

 

私は自分の会計が終わるとすぐにおばあちゃんに声をかけて、一緒に見ながら教えてあげました。おそらく無事荷物が送れたと思います。おばあちゃんは何度も頭を下げてお礼を繰り返してくれました。

 

 

いいことをしたはずなのに、帰りの車の中ではモヤモヤが止まりませんでした。あんな態度絶対おかしい。あそこで何かガツンと言ってやればよかった。お姉さんに対する怒りの感情が後から込み上げてきました。

 

 

 

 

私は何に対して怒れてきたのか。あの時何と言ってやりたかったのか。いろいろあると思うんですが、冷静に振り返ってみて一番は「仕事に対しての態度」だったのかなと思います。

 

アルバイトだったのか分かりませんが、20代前半くらいの女の子で、もう1人の女の子とぺちゃくちゃ喋ったりもしていて(お店に入った時点でそれ見て嫌な感じだなと思ったんですが)、一言で言うと「仕事舐めてる!」ということがムカついたんだと思います。

 

 

お姉さんのその態度が発端で、会社にとってマイナスな影響が出てくる可能性っていっぱいあります。

もしかしたらおばあちゃんができないからもういいや、と思って同業他社の別のお店に行ってしまったかもしれない。その日はどうにかそこでお願いするけど、こんなことになるならもう二度とここに来るのはやめようと思うかもしれない(たぶんこのパターンが一番多い)。最悪の場合、おばあちゃんがそのままクレーマーになってその場でものすごい怒り出して、後から本社までクレームが届いて、そのお姉さんの先輩や営業所の偉い人まで怒られたり飛ばされたりクビになるかもしれない。でもそのおばあちゃんは絶対そういうことする人じゃないから、結局人を選んでそういう態度をとってることにも腹が立つんですけど。他にもネットや口コミでこの体験談が拡散されて、炎上して会社全体のイメージが最悪になるかもしれない。とか。考えればどれだけでも溢れ出てきます。

 

 

と偉そうに言っている私も、学生時代にアルバイトしていた時はかなり問題児だったと思うのでお姉さん側の気持ちが分からなくもないです。寝坊して遅刻もしょっちゅうあったし、仕事中はそれなりにこなしていたけど、責任感というのはほぼ無かったと思う。ただ、学校教育でずっと真面目に掃除しろとか委員会活動をしろとか言われてきたから、ちゃんと真面目にやった方がいいに決まっている、と何となく感じていただけだと思います。

 

 

だからさっき私があげた、会社にもたらす悪影響とか、責任感を持って仕事しろとか、社会人としての自覚を持てとか、そんな風な言葉をぶつけて彼女に説明してもきっと何も刺さらない。私もそうだったから。「社会人の自覚を持て」っていう怒られ方が一番嫌いでした。自覚って何だよって思うもん。自分が嫌だった言葉でしか説明できないって皮肉ですよね。結局その言葉を使っちゃうんだよなあ。それを使うたびに、時間を超えてあの時の私に同じ言葉が刺さります。そして何だか歳をとったなあって感じる。

 

 

 

 

そう思い返してみてふと、じゃあいつから自分は仕事に責任感を持てるようになったんだろうと考えてみました。私の場合は分かりやすいですが、前の仕事で店長職を経験してからだと思います。「人に動かされる側」から「人を動かす側」になって初めて、自分のやる仕事の影響力を実感できるようになって、そこから理屈ではなくちゃんとやった方がいいんだって自覚できるようになったのかなと思いました。

 

 

アルバイトにも同じような責任感を持たせるって難しいけど、その中でも立場を作ったり、教育係みたいなのを作ったりして、人を動かす側まではいけなくても教える側の経験をすることが大事なのかなあと思いました。自分がいつまでも下っ端だと自分1人が仕事できなくても何も変わらないって思っちゃうしね。全体の仕事のうちのこれくらいは自分がやり切らないといけない、って全体を見られると意識を変えられるのかなと思いました。まあ難しいんだけど。

 

 

 

 

 

てな感じです。

こうやって言葉にして整理してまとめられてスッキリしたー!

モヤモヤが成仏されました。おばあちゃんにいいことしてよかったな。

 

今日も読んでくれてありがとうございました。おやすみなさい。